2011年1月27日木曜日
クラウドとNotesのバージョンアップ
先日、「クラウド」に関して「IT Pro」の記事を拝見しました。
719社へのアンケートだったのですが、約45%の企業様で「クラウド」の検討、そして全体の10%の企業様が、既に導入をされているという実績があるとのことで、改めて「クラウド」への関心の高まりを感じました。
まあ、そこまでは行かないまでも、単にリスク管理の観点から、とりあえず自社内にデータを置かず、外で管理するという形態を取っていらっしゃるところあるようですしね。
いずれにしても最終的には、オンプレミスからクラウドへ。こんな流れを感じます。ユーザーからのアクセスは、ブラウザを介して運用するという形態の場合、ソフトウェア投資も大きく削減できることが見込まれますし。
他のシステムはこの様に良く検討対象とされるのですが、さて、我らが「Notesシステム」はどうでしょうか?
「Notes」の現状を振り返ってみますと、前述した他システムの流れからからは、実際のところ大きな「取り残され感」を感じてしまいます。
お客様から「Notesはこのままで・・・」という声も伺う時がありますから。
「Notes」はコミュニケーションシステムとはいうものの、立派なITシステムの一つです。ITの統制という立場から見ても、やはり他システムと同様に考えないといけないですよね。その内もっと頻繁に「クラウド」というキーワードが「Notes」においても表舞台に上がって来るのではないでしょうか。
既にNotesシステムをクラウド化したもの「LotusLive Notes」もあります。そこまで一足飛びには行かないまでも、とりあえずWebと親和性の高い状態にしておく。少なくとも、この方向で検討を進めるということがトレンドになるのではないかと思ったりします。
さて、話は変わりますが、時々お客様から「何のためにR8.5にアップグレードするのか、効果や意味を出しずらい。だからバージョンアップは検討しない」という声を聞きます。
風が吹けば桶屋が儲かるでは無いですが、「Notesシステム」も「クラウド」を見据えるために、R8.5へアップグレードする。という意味もありのような気がしています。
「R8.5へのバージョンアップ ⇒ XPages ⇒ Web化 ⇒ クラウド」。こんな構図が見え隠れしているように思えるのは私一人でしょうか。
次回のチームスタジオwebinar(ウェブセミナー)では、なにはともあれ、R8.5へバージョンアップをすると決めたら、効率良くバージョンアップ作業が行えるような手法を含め、Notes運用の効率化ツールをご紹介します。「バージョンアップ?。大変だからこのままでいい」と停止状態に陥らないよう、精いっぱいお手伝いをさせていただきます!
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